この記事では、CSS Gridを用いて簡単に格子模様を描く方法を紹介します。
説明は最後です。
基本的な格子模様
この基本的な設定を使用して、HTML内の.wrapper
クラスの中に任意の数の.box
を配置することで、格子模様を拡張することができます。
各.box
は100×100ピクセルのサイズで、黒い1ピクセルの線で区切られています。
.wrapper {
display: grid;
width: fit-content;
border-top: 1px solid #000;
border-left: 1px solid #000;
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
}
.box {
width: 100px;
height: 100px;
border-right: 1px solid #000;
border-bottom: 1px solid #000;
}
サンプルとしてこんな感じです。
カラーバリエーション
CSS Gridを用いて作成された格子模様の色は、border
プロパティを変更することで簡単にカスタマイズできます。
以下は、赤い線の格子模様の例です。
.wrapper {
display: grid;
width: fit-content;
border-top: 1px solid red;
border-left: 1px solid red;
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
}
.box {
width: 100px;
height: 100px;
border-right: 1px solid red;
border-bottom: 1px solid red;
}
サイズと間隔の調整
格子のサイズや間隔を調整するには、.box
のwidth
やheight
、またgrid-template-columns
の設定を変更します。
以下は、50×50ピクセルの格子模様の例です。
.wrapper {
display: grid;
width: fit-content;
border-top: 1px solid #000;
border-left: 2px solid #000;
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
}
.box {
width: 50px;
height: 50px;
border-right: 1px solid #000;
border-bottom: 1px solid #000;
}
このように、CSS Gridのプロパティを変更することで、格子模様のサイズや間隔、色を簡単にカスタマイズすることができます。
説明
.wrapper
display: grid;
.wrapper
要素をグリッドコンテナとして設定します。これにより、この要素内の子要素はグリッドアイテムとして扱われます。
width: fit-content;
.wrapper
の幅は、その中身(子要素や内容)に合わせて自動的に調整されます。この設定により、格子模様の幅が動的に決まります。
border-top: 1px solid #000;
とborder-left: 1px solid #000;
.wrapper
要素の上辺と左辺に1ピクセルの黒い境界線を追加します。
grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
.wrapper
内のグリッドアイテムを3列に配置します。repeat(3, 1fr)
は、3つの等しい幅の列を作成することを意味します。1fr
は、利用可能なスペースを3つの列に均等に分割するための単位です。
.box
width: 100px;
とheight: 100px;
- 各
.box
の幅と高さを100ピクセルに固定します。
- 各
border-right: 1px solid #000;
とborder-bottom: 1px solid #000;
- 各
.box
の右辺と下辺に1ピクセルの黒い境界線を追加します。これにより、格子模様が形成される原理です。
- 各
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