WordPress ショートコードは、簡単なコードを使用してWordPressサイトで様々な機能を実現する方法です。ショートコードは、投稿や固定ページなどのエディタに挿入することができ、特定の機能やデザインを呼び出す役割を果たします。
基本構造
ショートコードは、通常、角括弧「[]」で囲まれた短いコードで表現されます。例えば、以下のような形式です。
[shortcode_name attribute=”value”]
ここで、shortcode_nameはショートコードの名前を表し、attributeはショートコードが持つ属性です。valueはその属性の値を示します。属性や値を設定することで、ショートコードをカスタマイズできます。
ショートコードの種類
基本的に二つの種類があります。
- 自己完結型
- 囲み型
自己完結型はそのまま記述するだけで有効です。定型文のように繰り返して使って、同じものが出てくるタイプです。例えば、[shortcode]
。
囲み型はHTMLのタグに似ています。テキストなどのコンテンツを挟んで使います。[shortcode]コンテンツ[/shortcode]
既存のショートコードを使う
WordPressには、デフォルトでいくつかのショートコードが用意されています。
オーディオプレーヤーの表示
指定されたオーディオファイルのオーディオプレーヤーが投稿やページに表示されます。
動画プレーヤーの表示
動画ファイルのビデオプレーヤーが表示されます。
サイトマップの表示
[sitemap]
サイトマップを生成して投稿やページに表示するために使用されます。これは多くのサイトマッププラグインが提供する機能です。
また、プラグインを使って、独自のカスタムショートコードを作成することも可能です。これにより、サイトの機能を拡張し、独自のデザインや機能を簡単に実現できます。
このシリーズでは、ショートコードの基本概念や使い方を学び、WordPressサイトのカスタマイズに活用していきます。
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