JavaScript 式と文
JavaScriptは、式(Expression)と文(Statement)から構成されています。
式(Expression)
JavaScriptでは、式は値を計算し生じるコードの断片を指します。
式は変数、演算子、関数呼び出し等で構成されます。
5 + 3 // これは式で、その値は 8 です。
let x = 7; // ここで x は変数で、これも式であり、その値は 7 です。
'Hello' + ' World' // これも式で、その値は 'Hello World' です。
文(Statement)
文は何か操作を実行するが値を返さない命令を指します。
例えば代入文、ループ文、条件文などがあります。文はプログラムの状態を変更しますが、それ自体は値を返しません。
let x = 5; // これは文で、値 5 を変数 x に代入します。
if (x > 3) { // これは条件文で、何も値を返しません。
console.log('x is greater than 3');
}
注目すべき点は、式は文を構成することができ、例えば代入文 let x = 5 + 3;
の中の 5 + 3
は式です。
ブロック文
文を{と}で囲んだ部分をブロックと言います。 ブロックには、複数の文が書けます。
{
文;
文;
}
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