JavaScript Math
JavaScriptのMathオブジェクトは、数学的な計算を行うためのプロパティとメソッドを提供します。
ここでは、Mathオブジェクトが提供する一部のプロパティとメソッドについて説明します。
Math.PI
Math.PIは円周率を表す定数で、その値は約3.14159です。
console.log(Math.PI); // 出力: 3.141592653589793
document.write("円周率は:" + Math.PI);
Math.abs(x)
Math.abs(x)メソッドは、指定された数値xの絶対値を返します。
console.log(Math.abs(-10)); // 出力: 10
console.log(Math.abs(10)); // 出力: 10
Math.floor(x)
Math.floor(x)メソッドは、指定された数値x以下の最大の整数を返します。
console.log(Math.floor(5.95)); // 出力: 5
Math.ceil(x)
Math.ceil(x)メソッドは、指定された数値x以上の最小の整数を返します。
console.log(Math.ceil(5.05)); // 出力: 6
Math.round(x)
Math.round(x)メソッドは、指定された数値xを最も近い整数に四捨五入して返します。
console.log(Math.round(5.5)); // 出力: 6
console.log(Math.round(5.4)); // 出力: 5
Math.max(x, y, …)
Math.max(x, y, …)メソッドは、引数で指定された数値のうち最大の数値を返します。
console.log(Math.max(10, 20, 30)); // 出力: 30
Math.min(x, y, …)
Math.min(x, y, …)メソッドは、引数で指定された数値のうち最小の数値を返します。
console.log(Math.min(10, 20, 30)); // 出力: 10
Math.pow(x, y)
Math.pow(x, y)メソッドは、xyを計算して返します。
Math.sqrt(x)
Math.sqrt(x)メソッドは、指定された数値xの平方根を返します。
console.log(Math.sqrt(9)); // 出力: 3
Math.random()
Math.random()メソッドは、0以上1未満のランダムな浮動小数点数を返します。 (0は含むが、 1は含まない)
console.log(Math.random()); // 0から1の間のランダムな数値を出力
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